包茎治療の検証結果を公開

1開頭せずに脳の病巣にメスを入れるガンマナイフ治療を使って脳の病気を治療する機械である。
ガンマナイフ治療というのは、ガンマ線を狭い範囲に集中させて、そのエネルギーによって脳の病巣を切りとる、開頭しない脳外科手術を指す。 1968年にスウェーデン・カロリンスカ大学脳神経外科のレクセル教授によって開発された。
1950年代からどんな放射線が適しているかの研究が進められた結果、ガンマ線がよいとして、コバルトをエネルギー源としたガンマナイフが誕生したのである。 原理は、凸レンズで太陽光線を集めて黒い紙を燃やすのと同じ。
機械の本体であるヘルメットに201個の発射口が開いていて、発射口から出た放射線が細いビームになって虫めがねの焦点のようにヘルメット中央に集中する。 ひとつの発射口から出る放射線量は少ないので、放射線の通り道となる皮層や脳、血管には傷害をあたえないが、放射線が集中した部分には強力なエネルギーが生みだされて、病巣が壊死する。
照射範囲の設定は、治療前の画像をもとにすべてコンピュータでおこなわれる。 照射の機械的誤差は0.3ミリ以内。

ほかの定位放射線治療装置と比べても最高精度を誇るので、重要な組織が密集している頭蓋内でも正常なほかの組織にほとんど影響をあたえずに治療できる。 そのため、病巣が脳の深い位置にあって全摘出がむずかしい場合や、すでに開頭手術をしていてまだ病巣が残っている場合にも適している。
また、外科治療に耐えられない子どもや年配の患者でも受けることができる。 ガンマナイフ治療の対象になるのは、脳血管障害では、くも膜下出血の原因にもなる脳動静脈奇形が最も多い。
脳腫傷では多くの良性腫傷と転移性腫傷などの悪性腫傷が対象となる。 ほかに、顔面の神経痛(三叉神経痛)や難治性痔痛、パーキンソン病にともなうふるえなどに対しても効果をあげている。
たとえば、脳の腫れをともなう2カ所の脳腫傷のためにまひなどの症状がみられた患者は、ガンマナイフ治療後、腫傷がほぼ消え、まひ症状も改善した。 ガンマナイフ治療から半年後:52例脳動脈奇形の患者はガンマナイフ治療後、完全に奇形が消失するとともに、治療前にはみられなかった正常な動脈が画像診断装置でみえるようになっている。
難治性三叉神経痛では、内服薬や神経ブロックなどの治療が効かなかった顔の痛みに対して、図のように手術と同等の効果がみられた。

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